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白血病(ハッケツビョウ)

血液のガンといわれる白血病は、血液中の白血球が異常に増える病気で、急性と慢性があります。発生率は年間10万人に5人程度、急性と慢性が約半分づつです。

また、急性白血病はリンパ性と骨髄性に大別され、そこからまた分類されます
慢性白血病は慢性骨髄性と慢性骨髄単球性にわけられます。

白血病は悪性の白血球が異常増殖して、正常な白血球や赤血球、好中球、血小板などが減少してしまします。
そのため免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。

原因 発病に関係深いものとして放射線、核酸の代謝に直接影響を与えるような化学薬品や、医薬品、発ガン性物質、ウイルスの感染など、無数の因子が存在するといわれます。

症状 急性白血病では貧血、めまい、全身の倦怠感、動悸、息切れなどがあります。
鼻血、皮膚出血、感染症や原因不明の発熱、骨の痛みなどさまざまな症状があらわれます。
慢性白血病では、全身の倦怠感、顔色の青さ、左上腹部(脾臓)の重い感じなどがあります。