大きくする 標準 小さくする

小児ガン(ショウニガン)

15歳未満の子供に発生するガンをこう呼びます。進行は成人の約10倍といわれるほど早く、急激に悪化します。最近、感染症が減少してきたこともあって、小児の死因の上位を占めるようになりました。
小児ガンでもっとも多いのが白血病で、次に悪性リンパ腫、脳腫瘍、神経芽細胞腫、ウイルス腫瘍、網膜芽細胞腫とつづきます。
白血病も急性の場合が多く、初期は風邪に似ているため、発見が遅れ、手遅れになることもあります。

原因 発生の原因ははっきりとわかっていません。

症状 小児白血病では、貧血による顔色不良と発熱、足の痛み、皮膚や鼻などの出血があります。小児悪性リンパ腫では、発熱、頚部や胸の腫れ、脇の下や腹部のリンパ節の腫れがあります。