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キトサン粉末
キチン・キトサンとは キチンはN-アセチル-D-グルコサミンがβ(1-4)結合した直鎖型の多糖類です。キチン質は、カニやエビの甲殻や昆虫の外皮、イカ・貝などの軟体動物の器官、キノコなど菌類の細胞壁など、地球上に広く分布している生体高分子(多糖類)です。また、土の中の糸状菌の菌体の中にもキチン質が多く含まれています。それらを合わせると地球上に1千億トン存在すると推定されています。現在、一般的に利用されているキチン質は、カニ殻から作られています。カニ殻から炭酸カルシウム、タンパク質、色素などを除いて精製したものがキチンです。さらにキチンからアセチル基を外して、抽出精製したものがキトサンです。カニ殻を化学処理でキチンを取り出しキトサン化するのですが、その際どうしてもキチンが残り、キチンとキトサンが混じった状態になります。そのためキチン・キトサンとふたつの物質名を重ねて呼んでいます。 キチンとキトサンの違い キチンを分子式で見ますと、六角形の部分が何千、何万と連なった高分子物質です。キチンにはアセチル基という部分があるのに対して、キトサンにはそのアセチル基にかわってアミノ基があります。キチンのアセチル基は、安定していてあまり作用がありませんが、キトサンのアミノ基は非常に活発化し、有害物を吸着するなどの機能性が出てきます。キチンは水にも酸にも溶けませんが、キトサンは水に溶けず、酢などの弱酸に溶けます。 キチンとキトサンの構造式 アミノ基とは 化学的に接触・接着・化合する部分を官能基と言いますが、キトサンはこの部分がアミノ基です。化学的に見ると、キトサンはアミノ基という分子を持つプラスイオンです。プラスイオンは性質としてマイナスイオンと、とてもくっつきやすい性質を持っています。細菌やウイルス、バクテリアは、マイナスイオンのカルボキシル基という分子を持っているため、アミノ基とすぐに結合してしまいます。バイキンはアミノ基とくっついてアミノ酸になります。これに光があたり、凝集作用がおきてできるのがタンパク質です。体の害になるバイキンやウイルスは、こうして形を変化させ異分子のタンパク質として対外に排出されます。 キチン・キトサンの健康食品としての作用 これまでの基礎研究や医師の管理下で行われた臨床実験でのキチン・キトサンの食品としての作用をまとめると次のようになります。 ■細胞活性化、免疫力、自然治癒力増強作用 ■代謝促進、血糖上昇抑制作用 ■コレステロール吸収抑制と調整作用 ■発ガン物質、放射性物質と重金属の除去作用 ■癌移転阻止、抗癌抗腫瘍作用 ■尿酸代謝調節、通風予防改善作用 ■貧血改善、腎機能改善作用 ■整腸消化促進、便秘改善作用 ■血液浄化、抗血栓、血圧降下作用 ■抗カビ、抗菌、口臭防止作用 ■肝機能増強作用 ■リウマチ、膠原病の改善作用 ■カルシウム吸収促進、骨粗鬆症改善 病気の予防(健康維持) 近年、ビタミンやミネラルなどの栄養補助食品が盛んに宣伝されていますが、果たして日本人は本当に栄養素が不足しているのかと疑問に感じることがあります。昔に比べ食生活が豊かになり、普通の食事だけでも栄養を十分に摂取できるのではないでしょうか。確かにカルシウムなど不足がちになる栄養素がある事はわかりますが、自分に何の栄養素が足りないか理解すること、また栄養素を過剰に摂取して健康を害することを忘れてはいけないと思います。 キトサンという物質は栄養素ではありません。免疫力を高めたり、体内の有害物質を吸着排泄するなどの機能性食品です。栄養不足を気にするよりも、食品添加物、環境汚染物質、喫煙などの病気の誘発因子を少しでも排除していく事が大切で、その手段の一つとしてキトサンは有効なものであると考えられます 病気の治療(健康回復) 普通、病気の治療は病院で行われ、医師でなければ医療行為はできません。しかし、現在の西洋医学でも直せない病気は数多くあり、万全であるとは言えません。特に日本の病院はアメリカなどに比べ情報公開が遅れており、自分の病気の状況や治療方法についてよくわかっていないというケースが多いのが現状です。患者側も医師任せ、病院任せの傾向があり、健全な医療環境だとは思えません。自分の病気について勉強することは当然のことですが、治療についても納得するまで医師と相談して方針を決める、そこで初めて病気と闘っていけるのではないでしょうか。また、病気になった時、西洋医学しか頼るものがないと思うのは早計だと思います。代替医療(補完医療)と呼ばれる西洋医学以外の医療が自分の求める医療だと思ったときは、自分の意思で決断し、取り入れていけば良いのです。 そして、キトサンについても、キトサンを医療現場に取り入れている医師が数多くいることからもわかるように、代替医療(補完医療)の中の有効な手段の一つだと言えます。しかしながら、キトサンについて正確な情報を持っている医師のほうが少ないというのが現状ですので、中にはキトサンを治療に加えることに反対される医師もいると思います。しかし、医師は病気の治療の手助けをしているだけで、自分の体は自分しか治せません。最後はご自身で決断してください。 |
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