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悪性リンパ腫(アクセイリンパシュ)

白血病と同じく血液のガンですが、白血病より発生頻度は高く、50~60歳代の中高年に多く発生します。
リンパ球に発生する悪性リンパ腫は、ホジキン病と非ホジキンリンパ腫に大別され、日本では非ホジキンリンパ腫が90パーセント以上を占めます。また、悪性リンパ腫は、体のどの部分からでも発生します。なぜなら、リンパ節は体の各所にあって、体内に侵入してきた病原体や異物を排除する免疫機能だからです。
原因 原因は不明なところが多いですが、中にはウイルスが原因と確定されつつあるものもあります。
症状 ホジキン病は、首、脇の下、下肢の付け根、胸の中央部などのリンパ節が腫れますが、痛みはありません。腫れ方の大きさはいろいろです。
非ホジキンリンパ腫も同じようなところが腫れますが、腹部リンパ腫の腫れは自覚症状はほとんどありません。
進行するにつれて、腹部膨満感、体重減少などの全身症状があらわれます。